知って得する不動産豆知識

退去費用が20万円!?
本当に払う必要がある?

6年住んだお部屋を出ることになったCさん。立ち会いのあとに届いた見積もりには「原状回復費用 20万円」。敷金はもう戻ってこないどころか、足りない分を払ってほしいと書いてありました。

見積もりを見て、固まった

壁紙の張り替え、床の張り替え、ハウスクリーニング……。たしかに6年分の生活の跡はあります。でも、そんなに汚した覚えはありません。

20万円って、普通なんですか? 全部払わないといけないんでしょうか……。

困るCさん
まるお部長

驚きますよね。まず知っておいてほしいのは、普通に暮らしていてできた汚れや古くなった分は、借りた人が払わなくてよいということです。

日焼けした壁紙や、家具を置いていた床のへこみも?

考えるCさん
まるお部長

はい、それは大家さんの負担になるのが基本です。払うのは、タバコのヤニや、物をぶつけた穴など、借りた人の使い方でできた傷みです。

壁に1か所、穴をあけちゃったんです……。

驚くCさん
まるお部長

その場合も、壁紙は古くなるほど価値が下がるものとして考えます。6年住んでいれば、新品にする代金を丸ごと払うことには、ふつうなりません。

払う前に、ここを確かめる

まるお部長

1つめは、契約書の特約です。「クリーニング代は借りた人が払う」などの特約があれば、その分は払うことがあります。

まるお部長

2つめは、見積もりの中身です。どこを、なぜ、いくらで直すのか、項目ごとに聞いてみてください。

入居したときの写真、スマホに残ってるかもしれません!

うなずくCさん
まるお部長

それは心強い味方です! 「最初からあった傷」の証拠になります。

言われるままに払うところでした。一つずつ確かめてみます。

ほっとするCさん
まるお部長

話し合っても決まらないときは、消費生活センターなどの相談窓口もあります。ひとりで抱え込まないでください。

まるお部長

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※Cさんのお話は、よくあるご相談をもとにした架空のお話です。

この記事を書いた人:河元(宅地建物取引士)/株式会社マルモ流通(平成17年創業・川越市新河岸)

参考にした公式ページ(2026年11月時点)