まるお部長の不動産お悩み相談室

家を売ったら、税金はかかる?

親の家を売ろうと思うのですが、税金がいくらかかるのか心配で……。

相談するお客さま
まるお部長

それはご心配ですね。税金がかかるのは、売って利益が出たときです。
利益が出なければ、この税金はかかりません。

でも、親がいくらで買ったのか分からなくて……。

考えるお客さま
まるお部長

分からなくても計算はできますが、税金が高くなりやすいです。
まずは、当時の契約書を探してみましょう!

分かりました。実家を探してみます。

ほっとするお客さま

※架空の相談例です。税金は、売った金額や条件によって変わります。

家を売った時の税金とは?

家や土地を売って利益が出たときにかかる、所得税と住民税です。譲渡所得税と呼ばれることもあります。

利益の計算のしかた

売った金額 -(買った時の金額+売るときの費用)= 利益

買った時の金額

購入代金や手数料などです。建物は、古くなった分を引いて計算します。
相続した家は、親が買った時の金額を引き継ぎます。
分からないときは、売った金額の5%で計算できます。

売るときの費用

仲介手数料、測量費、印紙代などです。
土地を売るための解体費用も入ります。固定資産税や修繕費は入りません。

税金の割合

持っていた期間が5年を超える

利益の約20%です。

持っていた期間が5年以下

利益の約39%です。

期間は、売った年の1月1日で数えます。相続した家は、親が買った時から数えます。

計算の例:親が持っていた家を1,000万円で売り、買った時の金額が800万円(建物の古くなった分を引いたあと)、売るときの費用が50万円なら、利益は150万円で、税金は利益の20%の約30万円です。

税金が軽くなる特例

相続した空き家を売ったとき

利益から最大3,000万円を差し引けます(相続人が3人以上なら2,000万円)。
2027年12月31日までの売却で、昭和56年5月31日以前に建てた家など、細かい条件があります。

自分が住んでいた家を売ったとき

利益から最大3,000万円を差し引ける特例があります。

相続税を払ったとき

相続税の申告期限から3年以内に売ると、払った相続税の一部を「買った時の金額」に足せる特例があります。

特例を使うには、確定申告が必要です。

よくあるご質問

買った金額より安く売れば、税金はかかりませんか?

建物は古くなった分を引いて計算するので、安く売っても利益が出て、税金がかかることがあります。

契約書が見つかりません。

売った金額の5%を「買った時の金額」として計算できます。1,000万円で売ると50万円しか引けないので、税金が高くなりやすいです。

税金はいつ払いますか?

基本的に、売った翌年の確定申告で申告して納めます。住民税は、そのあとに納めます。

相続税とは別ですか?

別の税金です。相続税は相続したときの税金で、このページの税金は売って利益が出たときの税金です。

自分の場合の税金を教えてもらえますか?

個別の税額は、税理士にご確認ください。税理士をご紹介できます。

まるお部長

マルモ流通にご相談いただくと

  • 税理士・司法書士をご紹介できます
  • 売却や査定のご相談は無料です
  • 相談だけでも大丈夫です

代表の堀口と、担当の河元がお話を伺います。

相続した空き家の売り方を見る → / 相続登記の期限を見る →

この記事を書いた人:河元(宅地建物取引士)/株式会社マルモ流通(平成17年創業・川越市新河岸)

このページは一般的なご案内です(2026年11月時点)。個別の税額は、税理士や税務署へご確認ください。
参考:国税庁 譲渡所得の計算 / 長期の税額 / 短期の税額 / 相続した土地・建物 / 相続財産の取得費の特例 / 空き家の特例 / 土地や建物を売ったとき