知って得する不動産豆知識

家の前の道路、
実は他人の土地だったら?

気に入った中古の一戸建て。資料を読んでいたEさんは、ある一行で手が止まりました。「前面道路:私道(持分なし)」。毎日車で通るあの道が、自分の土地じゃない……?

「私道」って、どういうこと?

川越のまわりでも、住宅地の奥の行き止まりの道などは、市の道路ではなく、近所の人が持っている「私道」であることがよくあります。

ある日突然「ここはうちの土地だから通らないで」なんて言われたら、どうしよう……。

不安なEさん
まるお部長

心配になりますよね。私道でも、ずっとみんなが通ってきた道なら、急に通れなくなることはふつうありません。ただ、約束を書面で残しておくと、ぐっと安心できます。

水道やガスの工事で、道を掘るときはどうなるんですか?

考えるEさん
まるお部長

そこが大事なところです。道を掘るには、道の持ち主の承諾が必要になることが多いんです。2023年に法律が変わって、水道やガスの管を通すための決まりもはっきりしました。

買う前に、確かめておきたいこと

まるお部長

1つめは、道の持分があるか。道の一部を一緒に持っている(持分がある)と、通るのも掘るのも話が進めやすくなります。

まるお部長

2つめは、通行と掘削の承諾書があるか。道の持ち主から「通っていい」「掘っていい」という書面をもらえるかを確かめます。

将来、家を建て替えるときも関係ありますか?

驚くEさん
まるお部長

3つめが、まさにそれです。その道が建築基準法の「道路」として認められているかで、建て替えできるかが変わります。

値段や間取りばかり見ていました。道のことも、ちゃんと聞いてみます。

ほっとするEさん
まるお部長

道は家と同じくらい大事です。契約の前の重要事項説明でも説明があるので、分からないところは何度でも聞いてください!

まるお部長

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※Eさんのお話は、よくあるご相談をもとにした架空のお話です。

この記事を書いた人:河元(宅地建物取引士)/株式会社マルモ流通(平成17年創業・川越市新河岸)