まるお部長の不動産お悩み相談室

借地の家って、売れるの?

父の家を相続したら、土地は借りている「借地」だと分かって……。
こんな家、売れるんでしょうか。

相談するお客さま
まるお部長

驚かれましたよね。借地の家も売ることはできます。
ただ、基本的に地主さんの承諾が必要です。

地主さんに何をお願いすればいいんですか?

考えるお客さま
まるお部長

借地権をほかの人に譲ってよいかの承諾です。
承諾料がかかることもあります。まずは土地の契約書と、地代の払い方を確かめましょう!

契約書を探してみます。

うなずくお客さま

※架空の相談例です。

借地権とは?

建物を建てるために、他人の土地を借りる権利です。建物は自分のもの、土地は地主さんのもので、毎月や毎年地代を払います。地主さんの側の土地の権利は「底地」と呼ばれます。

旧法と新法

旧法の借地権

1992年7月までに結ばれた契約です。
期間が過ぎても更新されるのが基本で、借りる人の立場が強く守られています。古い借地の多くはこちらです。

新法の借地権

1992年8月からの契約です。更新できる「普通借地権」(最初は30年以上)と、期間が来たら土地を返す「定期借地権」があります。

地主さんの承諾がいること

売る(譲る)

借地権をほかの人に譲るには、地主さんの承諾が必要です。承諾料を払うのが一般的です。

建て替える

契約で決まっていれば、建て替えにも承諾が必要です。承諾料がかかることもあります。

相続で借地権を受け継ぐときは、地主さんの承諾はいりません。名義が変わったことは伝えておきましょう。

承諾がもらえないとき:地主さんに不利がないのに承諾がもらえない場合、裁判所に代わりの許可を求める手続き(借地非訟)があります。

売り方の例

承諾をもらってほかの人に売る

買う方は、住宅ローンが使いにくいこともあり、限られやすいです。

地主さんに買い取ってもらう

地主さんにとっては、土地を自由に使えるようになる良さがあります。

底地と一緒に売る

地主さんと協力して、土地と建物をまとめて売ると、ふつうの土地として売れて価格が上がりやすいです。

よくあるご質問

契約書が見つかりません。

古い借地ではよくあります。
地代の領収書や振込の記録、建物の登記などから確かめ、地主さんと内容を確認します。

建物を壊して土地を返したらどうなりますか?

契約の内容によります。返すときに建物を壊す費用がかかることが多いので、壊す前に売る方法も考えましょう。

地代を払っていれば、ずっと住めますか?

旧法や普通借地権は、地主さんに正当な理由がない限り、更新されるのが基本です。
定期借地権は、期間が来たら返します。

まるお部長

マルモ流通にご相談いただくと

  • 査定も相談も無料です
  • 相続登記の前でもご相談いただけます
  • 司法書士・税理士をご紹介できます

代表の堀口と、担当の河元がお話を伺います。

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このページは一般的なご案内です(2026年11月時点)。借地の契約は1件ずつ内容が違います。法律のご相談は、弁護士へご確認ください。